生活雑記帳とりあえず、思いつくままに。イタリア生活で思ったことを書いていきます。 |
街を歩いていて気をつけること
自動車はスピードを出して走ってます。古い町ですから路地も狭く
見とおし悪いのに、角でもびゅんっと突っ込んできます。
よく事故にならないなぁと、ある意味感心。。。
そう、それよりも、犬のウ○チが転がっているんで、足元にも
気をつけないと悲劇があなたを襲います!
まったく、飼い主のモラルがどうなってるのやら。。。
ということで、いくら街が趣きあっても、見とれてると危ないですね。
スーパー、外食
はっきり言って、長年住む友達も言ってるけど、イタリア人の
一般食生活はバリエーションに乏しいと思う。
今夜はスペシャルでぃなーよといいつつも、
いつもと変わらない具のパスタだったり(そう、パスタばっかり)する。
いや、そんなことよりも、街には外食となるとピッツェリアくらい
しかなく、あとはBARとチャイニーズしかない。
日本だと、
さあて今夜は何を食べる? という問いから銀座の(まあどこでも良いですが)
お食事プランがスタートするけど、イタリアは繰り返すようだけど選択肢が少ない。
日本のように、和食、洋食、中華に、、、そうだ、
和食だって寿司に天婦羅に、うどんにおでんに、、、数多く迷うくらい
専門が分かれるのに。
また、スーパーに行っても、いつも同じ物が並んでいますね。
ちょっとずれますが、言葉の種類も豊富じゃあないですね。挨拶も、Ciao!ひとつで
会うときもバイバイもこれでOK。Ciao,Ciao,,と繰り返す数で親愛度を表すのかな。。。
などと思ったりします。シンプルですね。
あるときテレビで見たのですが、とあるレストランの女性シェフの言葉ですが、
出来上がった料理は、シンプルで美味しいこと、その料理を食べて
素材に何が入っているかわかること、だそうです。なるほど。
でも、それらが悪いとは思わないですし、むしろそれが「イタリアらしさ」
を醸し出しているのでしょう。
一般家庭のキッチン
ガスコンロとオーブンがセットになっているのが多い。
コンロも3つか4つで、その下にオーブンがほとんどついているかも。
ちなみに、ちょっと古いのはガスをひねって、ライターやチャッカマンのような
もので火を点火しなきゃいけない。新しいのは日本であたりまえの、スイッチを
ひねるとパチッ、ぼぉっと点火されるものもある。
ときどき建物が煉瓦造りで構造上無理なのか、
システムキッチンの換気扇をまわしても、その先の排気口がそとに出てないものもある。
だから、部屋の中を循環させるだけでぜんぜん換気にはならないのである。
もー、意味無いじゃん。
漫画
ピカチュウやエバンゲリオンといったアニメもテレビでやっていたそうですが、
日本で過去に人気のあったコミックの単行本がイタリア語で翻訳されて売られてます。
ジャンプやサンデーに連載されていたのが多いかな。でも、まだドラえもんは見つけてない。
Dr.SrumpとCityHunterを買って読んでるけど、なつかしい! ちなみに
あられちゃんの「きぃーん」はWhooosh(飛行機の擬音?)、んちゃ!はCiriciao(Ciaoの造語のようです)、
がっちゃんはGupiGupiと言ってます。
クレモナにも1軒専門店がVia C Battisti 4にあります(Corso CampiからGaribaldiに分かれるあたり)。
あとミラノのMercatoでも売ってたりします。(ミラノの専門店は知らない)
楽しくイタリア語を勉強するのにいいかな?!
イタリア人の性格?!
めんどくさがりかも。と思ったら、かなり親切でもある。
用は気まぐれなんだろうな。生活もマイペース。
良く言われる日本との生活習慣の違いといえば、シェスタ。朝8,9時から仕事して
昼の12時から3時くらいまでどこのお店も閉まってしまう。
だから、自分の仕事の昼休みに別の用事を済ませたり買い物したり
が難しい。というかみんなご飯食べに帰って休むので、ま昼の街は静か。
おい、働く気があるのか!、と言いたくなるかもしれないけど、僕のバイオリン製作の
師匠もそうだけど案外働き者のひとも多く、夜は7,8時までが大体の定時。
そして、2時半くらいに午後の通勤ラッシュがある。不思議な光景。
話は元に戻って、基本的に面倒なことには労力を注がないかもしれない。
そう、電車で出かけた帰り、ダイヤの遅れがあって、1時間半遅れてやっとさ到着した
電車が大混雑。でも、車両の出入り口が込んでいるけど中はまだ
乗れそうな程度。日本だったら車掌とか駅員が「はい、中の方へに詰めてくださいね」
とか言って仕切ってくれそうなもの。ところが、こっちは、あ〜もう
一杯っぽいから、はいはい、次の電車にしてくれよ。早いとこ出発したいんだよねー。
といった感じでドアの前で乗れない人を面倒くさそうに追い払う始末。
え?結構長距離のICでしょ!特急料金払ってるんだよ!?
一方、気が向いたり余裕があるときなのか、わざわざ道案内に時間を割いて、
つれていってくれたりもするから、その時の気分次第。だから
便利な言葉があります : Dipende! (それはわからないよ、〜次第だよ)
あと、そりゃそうだけど。。。と閉口してしまったのは、とある田舎町の
インフォメーションで帰りのバスの時間を聞けば、かなりの時間が空いていて、
なかなか来ないとのこと。話をしているうちに
ついには、「ここはイタリアなんだよ!」とインフォメーションのおじさん
に、しょうがないだろという調子で言われてしまった。
来ないもんは来ないさ!まあのんびり待てば!ってことかな?
この人たちの調子に合わせて慣れるしかないんだよね。
いずれにしろ、そこまで自信もってイタリアンカルチャーをいばらなくたって・・・
製作中のバイオリン