Copyright by M.Yokoyama
String Quartet Chapter 6 メンバーが足りないもしくは増やしたい時
五人以上もしくは3人以下の弦楽器のみの作品、
弦楽五重奏曲、六重奏など、後半でトリオやデュエットなどといった編成の作品を取り上げます。
管楽器、ピアノとのx重奏はChapter5をご覧ください。
ゲストをお迎えして。。。 −−−−− クインテット、ゼクステット 〜
時にはゲストを呼んで室内楽を楽しんでみたくなるもの。
チェロの先生に御一緒してもらったり、まれな存在(?!)であろうビオラのトレーナーの方がレッスンついでに
一緒にアンサンブルして頂けるとか、
そんな時に、弦楽五重奏、弦楽六重奏をやってみてはいかがでしょう。
弦楽5重奏
主に、ビオラかチェロをひとり追加する編成。
残念ながらバイオリンが3人とかはバロックあたりを探さなきゃ無さそう。
名曲とされているものを下に紹介します。
まずは、モーツァルトの素晴らしい作品群を。
Mozart, String Quintet in C
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1787、K.515
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4/3
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Vn 2,Va 2,Vc
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Mozart, String Quintet in g
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1787、K.516
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4/3
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Vn 2,Va 2,Vc
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これらは、ビオリストなら一度は弾いてみたいという曲。
ファーストビオラにおいしい所はかたよってしまうのは
仕方ないでしょうが、それでもビオラが大活躍する室内楽の
代表格でしょう。
Mozart, String Quintet in D
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1790、K.593
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4/4
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Vn 2,Va 2,Vc
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これは「チェロカルテット」と同族の曲らしいです。ニ長調であることも
似ているのか、良い響きを出すのが難しいのか?
Mozart, String Quintet in Es
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1791、K.614
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5/4
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Vn 2,Va 2,Vc
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モーツァルトの晩年の曲。あまりに透明で純粋な響きの
するもので、プロでも難しいのでは、とコメントされている。
正直に言いますと、私はあまりクインテットをやったことが
無いのです。聴いた感じでしかコメントできないので、
「参考書」を引用したいと思います。
室内楽の大家の作品を以下に並べます。
Brahms, String Quintet in F No.1
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1882、Op.88
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4/5
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Vn 2,Va 2,Vc
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Brahms, String Quintet in G No.2
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1891、Op.111
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5/5
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Vn 2,Va 2,Vc
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難しいといわれるが両方ともそうでもないとかいわれますが・・・やはり難しいでしょう!(どっちだ?)
とにかく、ブラームスのあの響きを出すという努力が必要なこと
には変わらないと思いますが・・・
どちらかというと1番のほうが弾きやすそう(?)な落ち着いた雰囲気。
3楽章形式でフィナーレは明るい楽しい曲。
2番は凄い、1楽章は”テヤテヤ”と伴奏がひっきりなしに動くのでそれが気に
なるかどうか。さらに、それよりも厄介なのはテーマを弾きこなせるかどうか。
いきなりチェロに大試練がやってきます。ソナタの2番を思い起こさせる。
リズムが難しくアンサンブルが困難な箇所が随所に。数えるのが苦手な人は控えたほうが身のためか。
Dvorak, String Quintet in a
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1861、Op.1
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4/4
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Vn 2,Va 2,Vc
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非常に聞き心地の良い曲。作曲家初期の作品でベートーベンやモーツァルトを研究したような影響が多く見られる。
でもドボルザークの熱い想いとブラームス的な響きもあり楽しい。
演奏技術においてはどちらかというと1stバイオリンに比重がすこし傾く。
Dvorak, String Quintet in G
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1888、Op.77
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5/4
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vn 2 va 1vc 1 cb1
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コントラバスが入った編成。他の五重奏にはない趣があるといえる。
Dvorak, String Quintet in Es
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1893、Op.97
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5/4
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Vn 2,Va 2,Vc
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この曲は後半が難しいが、その苦労も報われる曲らしいです。
楽しめるアマチュア向き。
Bruckner, String Quintet in F
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1879
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5/5
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Vn 2,Va 2,Vc
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うまいビオリストが確保できたなら、
ブルックナーの美しい作品が良いと思います。
ビオラがまたもや大活躍。美しく長い旋律を歌ってください。
ブルックナーにはもう一つIntermezzo(1879)という
オペラの間奏曲風の曲があります。
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以上はビオラが二人の編成を紹介しました。クインテットには
チェリストが二人という組み合わせもあります。
Schubert, String Quintet in C
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1828、Op.163
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5/5
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Vn 2,Va,Vc 2
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この曲は美しくもかっこよくもある。1楽章第二主題の
チェロデュエットが聴き所。室内楽の傑作ともされているが
ちょっと難しい。チェロが2台なのであまり低音が
轟々するのもバランスを気遣わなかったら品がなくなりそう。
Boccherini, String Quintet in E
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1771、Op.13-5
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2/2
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Vn 2,Va 2,Vc
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ボッケリーニはこの分野が得意だったとかで、全部で
91曲もあるとか。その中で最良な有名なメヌエットがあるのがこの曲。
この「ボッケリーニのメヌエット」が元は五重奏だと知る人は案外いないかも。
もっぱら4重奏でも出来る書き方をされてますが。
しかし、チェロの二人にはコンチェルト並みの腕を要求される。
1楽章の2台のチェロのハイポジの掛け合いは絶品だが・・・難関。
他にFandangoと呼ばれる五重奏もあるがそちらもかっこよい。おすすめ。
弦楽6重奏
ビオラとチェロを一人ずつ追加した編成。この編成自体、
曲数は少ないですが、名曲揃いです。
中低音が充実するとカルテット以上に豊かなハーモニーが生み出せるのは
確かなようです。
Brahms, String Sextet in B
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1860、Op.18
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4/5
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vn 2 va 2 vc 2
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1楽章冒頭
有名な2楽章冒頭
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Brahms, String Sextet in G
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1866、Op.36
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4/5
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vn 2 va 2 vc 2
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1楽章第2主題(チェロ)
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この編成で、イチオシしなのはやはりブラームスのもの。第1番も第2番も
大変充実した嬉しい旋律が魅力です。1番は濃く派手、2番はよりしっとり叙情的。
1番の出だしはなかなかいい音を出すのは難しいですが、すばらしいの
一言。1番の2楽章は有名なアンダンテの変奏曲。
また、2番の1楽章の第二主題はチェロにとってあたたかい
喜びあふれる旋律で幸せそのもの。2楽章はメランコリックな
スケルッツォ。3楽章はやや難解。
などなど、決して失望させません。
どちらも一度はやってみたい。ぜひ両方ともやってみましょう。
Tschaikowsky, String Sextet [Souvenir de Florence]
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1892、Op.70
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5/3
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vn 2 va 2 vc 2
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「フィレンツェの思い出」という副題がついてる。
なんともチャイコフスキーらしい派手で騒がしい曲。
チャイコフスキーの室内楽もプレイヤーにとって嬉しい曲が
多くありますが、弦楽セレナーデ、四重奏曲1番のアンダンテ
・カンタービレ、などと共にこれもやってみたい曲の一つ。
弦楽合奏で演奏しても大変効果的でよいです。
相変わらず伴奏が細かいため、
旋律のうしろでガチャガチャと弾く伴奏をなんとかクリアにしたい。
しかし、さすが旋律の魔術師。酔わせてくれることは確かです。
特に、2楽章の!stバイオリンと!stチェロの掛け合いはオイシイ!甘〜い!
まわりのプレイヤーは残念ながら指をくわえて見てるしかありません!
Dovorak, String Sextet in A
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1878、Op.48
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3/4
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vn 2 va 2 vc 2
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後期の室内楽に見られるような華やかさはない。
とはいえ、聞いた感じでは充実した中低音の魅力もあり、弾きこなすには
それ相当の努力は強いられそうな気がする。
ブラームスをやってみたら是非こちらも取り組んで見ましょう。
Schonberg, Verklarte Nacht
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1899、Op.4
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6/6
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vn 2 va 2 vc 2
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シェーンベルクの「浄夜」はもともと弦楽6重奏。
しかし僕は弦楽合奏版のほうが響きとして好きです。
6重奏だとよほど上手いプレーヤーでないと荒が目立ってしまって
美しさを出すのが難しそうです。
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変わった編成というか、弦五部とビオラのソロの曲ですが、まあ6重奏にしても
楽しめるんじゃないでしょうか。
P.ヒンデミット 葬送音楽
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1936
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6/6
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vn 2, va 2(solo 1), vc 1, cb 1
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ヒンデミットというと、不思議な調性で作曲する人、ヴィオラの名手、難しそうとか
いうイメージですが、この曲は割とやさしく美しいロマンティックな曲。
短い4部構成で、随所でビオラソロが悼辞を歌い上げるような構成になってます。
それ以上
あのライバルの(?!)カルテットと一緒に合奏ができないか?
など他のカルテットの人と一緒にアンサンブルをやってみたく
なったときに、
ちょうどカルテットを二つ合わせた編成の弦楽8重奏があります。
しかも、すばらしい曲が!
Mendelssohn, Octet in Es
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1825、Op.20
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3/4
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vn 4 va 2 vc 2
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「めんぱち」。若さいっぱいのこの曲は、ファーストバイオリンひとりに
対してあと7人が伴奏という、バランスの悪さを克服しなくては
いけませんが、非常にあかるく旋律も美しい佳曲です。
ファーストばかりがメロディであとのパートはつまらないのか、
という心配はなく、非常に楽しい曲です。3楽章スケルツォのアンサンブルが
難しい。4楽章のフーガ(2ndチェロからはじまる)は結構楽しい。
ゴウゴウと弾いて下さい。
Shostakovich, 2pieces for strings Octet
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1860、Op.88
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5/5
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vn 4 va 2 vc 2
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この曲はビデオを見たりスコアを見たくらいなのですが、
激しい、むずかしい、でも迫力満点。19才のときにかかれた
作品。
ミヨー(Milhaud) Quartet No.14 & No.15
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No.14(1948) & No.15(1949)
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5/5
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(vn 2 va 1 vc 1)×2
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この二つのカルテットは、同時に一緒に弾いても曲として
成り立つという、変わり物。ちょっとした遊びで、やってみるというのに
いいかもしれませんね。
人数がそろわないときでも−−−トリオ、デュエット
(注:ピアノトリオについては chapter 5 をご覧ください。
ソロ+ピアノといったいわゆるソナタについては取りあげてません)
バイオリン×2、ビオラ
「困った。。。チェリストが急きょ都合が悪くなったらしい。。。」
と、「連絡係のセコバイさん」は顔を曇らせてストバイさんとビヲリストさんと
顔をお見合わせた。往々にして、カルテットをやる際にチェリストを探すのに
苦労する場合が多い。
そんなもんだから、こんどの室内楽演奏会もチェリストの彼(or彼女)は
2,3の団体を掛け持ち。そんな背景あって、
集まっては見たが、スケジュールの都合ですっぽかしを食らった他の3人。
一体何をしろって言うんだーっ!!!
そんなときに、これをどうぞ。
Dovorak、Terzetto in C
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1887、Op. 74
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3/4
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vn 1 va 1 vc 1
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なかなか、楽しい。ドボルザーク特有のノリ。チェロが無くたって
こんなにバランスいい曲ができてしまうのです。(この曲の虜になった3人はチェリスト
をあっさり切ってしまいましたとさ。。。。(~_~;)
この組み合わせには他に、ベートーベンのオーボエ3本のトリオからの編曲、
Tanejew(タネイエフ)、Kodaly(コダーイ)のものがある。
バイオリン、ビオラ、チェロ
事件発生!(ストバイさんが来ない)
どうしたんだろう? ストバイさんが集合時間を過ぎても来ない。今日はチェリストの
実家での練習。おかしい。
時間にルーズなのはいつもだけど、いつも一人暮らしの彼のために
お昼を用意するといってあるし、しかも今日は彼の大好物の「肉」。。。どうやら、
彼にはきょうの練習の連絡がまわってないらしい。
(ひょっとしたら、今日の練習曲のストバイのメロディのおいしさに、セコバイさんが
嫉妬して日時をウソ教えたとか?!)
そんなときには、彼がくるまでトリオをやってましょう。
Beethoven, String Trio in Es Op 3 (1792) 3/3
Beethoven, String Trio in G Op 9-1 (1798) 3/3
Beethoven, String Trio in D Op 9-2 (1798) 3/3
Beethoven, String Trio in c Op 9-3 (1798) 4/4
以上4つはとっつきやすく十分できるものらしいです。Op3は
ディベルティメント風でメロディーもよい。Op9-1は
遅い楽章とフィナーレがなかなか良いらしいです。Op9-3は
最も情熱的らしいです。
さらに、ちょっと難しそうなのですが、かっこよい曲があります。
Beethoven, String Trio in D
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1797、Op.8
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4/3
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vn 1 va 1 vc 1
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どのパートにも平均的にノルマが課せられる感じで、チェリストにも
十分やりがいのある曲です(というか難しい)。
Mozart, Divertimento in Es
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1788 K.563
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4/3
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vn 1 va 1 vc 1
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モーツァルトにすばらしいトリオがあります。ハイメラン氏によれば
カルテットよりも難しく、初心者には気軽には立ち入れないが
最もすばらしいトリオである、と紹介されてました。
あとはシューベルトにもあるそうです
Schubert, String Trio No.1 in B |
1816
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2/1
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vn 1 va 1 vc 1
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Schubert, String Trio in B, No.2
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1817
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3/2
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vn 1 va 1 vc 1
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比較的やさしく楽しめる曲のようです。1番は単一楽章の曲で
より美しい。
あと、Regerにも2つのトリオがあって彼の作品の中でも
比較的理解しやすい曲の様です。
Reger, Trio in a op 77b (1903) 3/3
Reger, Trio in d op 141b (1915) 3/4
バイオリン×2、チェロ
これは困ってしまいます。ほとんど絶望的。こんなパターンでも
曲を書いてくれるのはボッケリーニくらいのようです。
ある意味で、ビヲラの存在の重要さを身にしみて感じるのであります。
。。。
と、思っていたら、HPを見ていただいた方からオススメの
作品をご紹介いただきました。知っている人は知ってるんですね。
**** 埼玉県在住 細井様より (ありがとうございます!)****
弦楽四重奏ではありませんが、Vn×2,Vcに曲が載っていなかったため、次の
曲をお薦めします。
・ヨゼフ・ハイドン 弦楽三重奏曲(Vn×2、Vc)
曲は、いずれもハイドンらしく明快で、大変親しみやすくできている上、演奏も容
易です。
難しい曲を練習しているときは、とても良い骨休めになります。音楽事典に
よると、ハイドンの弦楽三重奏曲は全てこの編成で21曲あるようですが、Hob番
号はありません。楽譜は、ショット社から12のトリオとして出版されています。
ハイドンついでに、次の曲も紹介します。
ヨゼフ・ハイドン バリトン三重奏曲(バリトン、Va、Vc)
例)Hob− NO44,51,52,61,70,96,101,107,113,117など
なお、バリトンは、現在廃れた共鳴弦付きの弦楽器で、歌ではありません。
エステルハージ候がバリトンを弾いたため、候との内輪の演奏に使用されたとのこ
とで、100曲以上あります。楽譜もCDもでていますが、編成のせいか、あまり知
られていません。ちなみに、楽譜は、ショット社から何曲かが出版されていて、バリ
トンと併せてVn用もついていますので、普通の弦楽三重奏としても演奏できます。
曲は、上記と同じです。CDに納められているような曲(上記の例)は、良い曲が多
いのでお薦めできます。
ヨゼフ・ハイドン 二重奏曲(Vn、Va)
個人的には、大変好きです。曲は、やはりハイドンらしく明快で親しみやすいので
すが、Vnの演奏技術が格段に高いものを要求されます。残念ながら、Vaは簡単な
伴奏のみです。
********
ビオラ、チェロ、コントラバス
これはまた難しい。とあるバイオリン無しにこだわったアンサンブル演奏会で
取り上げられたものです。よく探してきたなあ。。。
J.M.ハイドン ディヴェルティメント in Es
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2/2
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va 1, vc 1, cb 1
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曲自体は、演奏次第で面白くも眠くもなる微妙なライン。
演奏会のパンフから引用すると・・・
ミヒャエル・ハイドン(1737〜1806)は、かの有名なヨーゼフ・ハイドンの弟であり、
ザルツブルグで宮廷と教会堂の楽長を務めました。
また、モーツァルトに大きな影響を与えた作曲家とも言われています。
1970年に自筆の原稿が発見されました。全体を通して、柔らかい、
温かい、平穏、安心、楽しさ、陽気といった言葉が当てはまるのではないでしょうか。
またVla、Vc、Bassといった編成がよりいっそうそういった効果を挙げていると思われます。
日常的な娯楽、生活の一部としてクラッシック音楽が浸透していた事を感じさせる1曲であります。
デュエット
いろんな組み合わせがありますが、曲として成立しているもの(?)を
紹介します。
・低弦(Vc+Cb)
・Vn×2
・Vn+Va
・Vn+Vc
・Va+Vc(cb)
では、以下順に紹介していきます。
物好きな低弦同士!!
まずは、めずらしい(?)コントラバスとチェロのアンサンブル曲の紹介。
もしくはチェロ同士のアンサンブル。
Mozart, sonata for Fg & Vc
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2/2
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低弦 2
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この曲はファゴットとのアンサンブルとしてもOKです。
どちらかというとコントラバスとあわせて
たのしめる感じです。曲想は平凡ですが
意外に難しい曲です。
Rossini, Duetto for Vc & Cb
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4/3
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vc 1 Cb 1
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超有名な曲。
演奏会でもよく取り上げられるデュエットは、コントラバス弾きに
とってもチェリストにとっても、簡単な曲では無いようです。
しかし、全3楽章どの楽章も「すごく楽しい」。<br>
軽快な弓の運びと、音楽を楽しむ心が、大切でしょうか。
でも、意外と音量関係の指示記号はきちんと守らないと、聴いているほうが
つまらない演奏になります。
あとは、渋目どころ。とあるアンサンブル演奏会で演奏された
ものですが、、、いやーよくこんな譜面を探してきたもんだ。
しかし、曲自体は素晴らしいとまでは行かないけど、まあまあ。
演奏で聞かせる様にしたいところでしょう。
L.モーツァルト ディヴェルティメント, in F
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3/3
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vc 1 Cb 1
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レオポルドは、モーツァルトのお父さんです。
明るくさわやかなもの。
J.M.ハイドン, ポロネーズ
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3/3
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vc 1 Cb 1
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この人はかの有名なヨゼフ・ハイドンの弟なのです。つまりは、
交響曲の父の弟だから、交響曲にとっては伯父になる!?
チェロアンサンブルについて
ここでは紹介し切れませんが、チェロ数本のアンサンブルには
大変いいものがいっぱいあります。演奏についても、
「ベルリンフィルの12人のチェリスト」による
アンサンブルは、天上の音楽じゃないかと思うほど
美しい音色がします。
チェロのみのアンサンブルは
その楽器の音色ももちろんですが、音域の広さもよいハーモニーを
作るのではないでしょうか。またの機会にチェロアンサンブルを
取り上げたいと思います。
どんな曲があるのか、というのでしたらこちらのリストが素晴らしいです。
Oh! That Cello! チェロアンサンブル曲リスト
バイオリン×2 (ビオラ デュオ)
この組み合わせは、昔、先生に練習曲などの伴奏をしてもらった
ことがあると思いますが、バイオリン同士の組み合わせでは
もっと演奏会向きのかっこいい曲もあります。
Prokofieff, Sonata
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Op.56
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6/5
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vn 2
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仲の良いふたりのバイオリン友達とやるのに良いのではないでしょうか。
この曲はファーストもセカンドも同じように難しそうですが
(私はチェロなのでもちろんCDを聴く限りですが)、
しっかりできれば演奏効果抜群だと思います。
(チェロでできないものかな、、、とつい考えてしまうくらいかっこいい!!)
J.M.ルクレール ソナタ in A
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op.12-2
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6/5
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vn 2
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ジャン・マリー・ルクレールは、もともと舞踏家兼ヴァイオリニストです。
ルクレールのヴァイオリン・デュオはop.3とop.12の全12曲ある。
op.12-2については、1,4楽章では対等に書かれた2つの
パートが絡み合う楽章で、2、3楽章では1パートに技巧的な部分が偏った楽章です。
どの楽章も細かい音符が多くて困りものだそうな。
(ちなみにop.12の6曲はヴィオラ・デュオ用に編曲されている。
やはり、ビオラは編曲物がほとんどでしょう。
ほかにビオラデュオとしては、A.ロッラのデュオのようにヴィオラ・デュオとして書かれた曲も、
中にも魅力的なものはあります)
バルトークのデュオもかっこいいのですが、一曲一曲が短すぎる気がします。
バイオリンとヴィヲラ
これは非常に満足させてくれる曲をモーツァルトが書いている。
Mozart, Duo in G,
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k.423、1783
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3/3
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vn 1 va 1
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Mozart, Duo in B
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k.424 1783
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3/4
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vn 1 va 1
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どちらも素晴らしい! それなりに練習が必要な難しさであり
メロディも良い。一度、ためしにビオラパートをチェロでやってみましたが
それでも面白かったです。
さらに、名人芸的な派手好きの二人ならば、パガニーニの先生の
ローラがデュオをかいているそうです。
Rolla, 2 Duos
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Op 6
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5/3
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vn 2
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Rolla, Duo Concertant
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5/3
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vn 2
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バイオリンとチェロ
数多くの名曲があります。しかし、技巧的になり難しいものが多いです。
Boccherini, Duo
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3/3
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vn 1 vc 1
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なかなか、楽しめる。4曲はいっていて、1曲目が
かわいく歯切れの良い曲で良い。3曲目はどことなく
風変わりな音楽でおもしろい。
Gliere、EIGHT DUETS
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op.39
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5/4
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vn 1 vc 1
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20世紀初めロシアの作曲家でありプロコフィエフの先生もした、
グリエールの弾くのも聞くのも楽しい作品集。ミステリアスなプレリュード、
かわいいガボット、など。Cradle Song, Canzonettaも美しい曲。
8曲目のETUDEは本当に無休動のエチュード。それなりに難しい。
クラシックに染まらない、ちょっとしたライブにいいかなあ。
Ravel, Sonata
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6/6
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vn 1 vc 1
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やってみたい曲。でもかなり難しそう。
全体的に硬く、研ぎ澄まされた感じの曲。ユニークで
カルテットと共にラベルの傑作とされるもの。
この曲の1楽章の原型は、パリの音楽誌で亡くなったドビュッシーの特集を
組んだときに、ラベルから追悼作品として作曲されたもの。
「ドビュッシーの想い出」だそうです。なるほど。。。
Kodaly, Duo for violin & cello
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op.7
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6/6
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vn 1 vc 1
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熱い民族の雄たけび。難曲であるのは確か。バイオリンと
チェロの交互にでてくる語りかけてくるような
語法の「唄」とその合いの手がなんともいい。
伴奏のないドッペルコンチェルト。努力すれば何とかなるか。
2楽章のバイオリンは行き着くとこまでいってしまった高音があります。
ヴイラ=ロボス、2つのショーロス
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vn 1 vc 1
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ブラジルの大作曲家。ブラジル風バッハで知られてますが、中期の
ショーロ(リオデジャネイロで行われていた大衆合奏音楽とその合奏団)
も重要な代表作品群。
重音のチェロの伴奏がややこしそう。
他には、、、
Beethoven, 3 Duos 3/3
管の二重奏からの編曲。あまり、、、面白くはない。
ビオラとチェロ
この組み合わせで取り上げるとすれば、ベートーベンの
デュオをまず取り上げましょう。
Beethoven, Duo "mit 2 obligaten Augenglassern"
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3/3
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va 1 vc 1
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冒頭
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とてもすばらしい曲とはいいがたいのですが。。。
でも、明朗な曲はそれなりに楽しめるもの。
チェロに高音がすこし出てきますが克服可能だと思います。
1795年ほどに書かれたもので彼の友達のために書いたようです。
ちなみに、ブライトコッフから出版されていて、
ウィーンのドブリンガーで139オーストリアシリング
で売ってたので買ってしまいました。(つまり円にすると・・・いくらだ?)
あとは、ほかのデュオを強引に読み替えて弾くくらいでしょうか。
2.ワンランク上を----やりがいのある楽しい曲
3.さらに上へ----挑戦
4.普通のに飽き足りない人のために----究曲の迷曲
5.新たな出会い----ピアノ・管との共演!
6.メンバーが集まらない時にも増えたときにも----3人以下の室内楽&5人以上の弦楽合奏曲